節約、貯金をしよう!と考えた時、まず最初に思いつくことが【家計簿をつける】だと思います。
しかし、細かく収支を記入したり計算したりと何かと面倒な家計簿。
1年続かず挫折した方も多いのではないでしょうか?
つばめも毎年頑張ろう!と意気込んで家計簿を購入しても、1年間続けられない期間が数年続いてました。
家計の把握は、資産形成をする上で一番最初のステップになります。
今回は【手書き家計簿】に内容を絞って紹介していきます。
様々な種類の家計簿について理解・自分にあったツールを選択し、資産形成のスタートを切りましょう!
今年こそ家計管理したいけど自分に合った家計簿が分からない・・。
どんな家計簿が管理しやすいんだろう・・。
家計簿を始めたけどめんどうで継続できない・・。
このような方はぜひ最後まで見ていってください。
家計簿をこれから始める方は、ぜひこちらの記事にも目を通してみてください。
家計簿アプリと手書き家計簿どっちがいいの?
よく比較される【家計簿アプリ】と【手書き家計簿】ですが、それぞれメリットデメリットがあります。
家計簿アプリ
- 自動計算機能などがあり、計算の手間・収支の計算ミスがなく便利
- 自動で集計してくれる分、家計を振り返る機会が減りただ記録している状況になりやすい
手書き家計簿
- 自分で集計する必要があり、強制的に家計を振り返る機会を作ることができる
- 家計簿への記入、計算など手間や時間がかかり、計算ミスをするの可能性がある
手書き家計簿の種類
市販の家計簿専用ノート
- 最初から支出の項目・記入する枠がありすぐに始められる
- 項目に沿って記入すればよいため、初心者でも分かりやすい
- 家計簿によって微妙に項目の種類に違いがある
- 家計簿にある項目や内容が自分に合っていない場合がある
自作のノート
ルーズリーフや大学ノートなどに、自分で家計簿を作っていくものになります。
- 自分に必要な項目や枠を使いやすくカスタマイズ可能
- 既製品よりコストがかからない
- 家計管理初心者だとどのように作ればいいか分からない
- 自分で家計簿を作る必要があり手間がかかる
自分が使いやすい家計簿を作りたい!
自分だけのおしゃれな家計簿でモチベーションを維持したい!
という方にオススメの方法です。
家計簿に不慣れな方は、まずは手間がなくすぐに始められる既製品家計簿をオススメします。
手書き家計簿の選び方
様々な商品がある手書き家計簿で、何を基準に選べば良いか悩みますよね。
どのような点を見て選べばよいのかを3つに分けて紹介していきます。
項目で選ぶ
- 支出の項目が細かくて豊富
- 支出の項目は最小限で、あとは自由に項目追加できるような枠がある
- 枠だけ準備されており、項目は自分で好きなように書き込む
- クレジット使用歴の項目がある
など、製品によって内容は様々です。
自分が普段支出している項目が網羅されているような家計簿を選びましょう。
毎月の収支把握【以外の機能】を見て選ぶ
毎月の収支を把握するページの他に、
- 医療費
- 贈り物・頂きもの
- カレンダー
- メモ
など、+αの機能がそれぞれの家計簿についています。
毎月の収支を把握するページだけではなく、
【その他の機能】にも着目し、自分が使いやすい家計簿を選びましょう。
【医療費】【贈り物・頂きもの】【メモ】のページがある家計簿がオススメです。
医療費
医療費控除を受ける可能性を考え医療費総額を把握できる。
贈り物・頂きもの
誰から何をもらってお返し済みなのかを把握できる。
メモ
年間の特別費の予算・実際の支出を把握する一覧を作成できる。
ちょっとしたメモにも活用できます。
デザインで選ぶ
- カレンダーがついている
- メモをしたり、毎月の目標が記載できる余白がある
- 自分の好きなキャラクター・色合い
など、製品によってデザインも様々です。
自分が使いやすい、装飾デザインが好みと感じた家計簿を選びましょう。
自分の好みなデザインの家計簿を選ぶことで、家計簿を開くたびに気持ちもあがり、家計簿の継続に繋がります。
カレンダーつきの家計簿を選ぶ場合、
好きな月日から始められるように、枠のみで日付が記載されていないタイプをオススメします。
給与日スタートにしたい人、4月スタートにしたい人などにも対応できます。
オススメの家計簿3選
ハウスキーピングブック
- 高級感のある表紙で中身もシンプル
- ポケットや下敷きもついており使い勝手がよい
- おしゃれなデザインで家計簿を開くのが楽しみになる
- 毎月の収支把握のページの余白が少ない
追加で記入・メモしたい場合は、付箋やメモ帳を貼り付けるなどで対応してみてください。
学研ステイフル ムーミン家計簿
- フルカラーでページをめくるたびにイラストが変わるため、楽しく続けることができる
- 一日おきにメモ欄が準備されており、支出の詳細や特記事項などを記載できたり使い勝手が良い
- 毎月の収支把握以外の+α機能のあるページが充実している
- 1週間で見開1ページであるため、1か月分のページ数が多い
1週間で見開き1ページの作りでのため、
月末の集計作業や、支出の書き出しがを1週間分以上溜めた場合、作業が手間になりやすいです。
内容は充実しているため、こまめにに記録することが苦ではない方には使いやすい家計簿かと思います。
Shomzi Katoh デザイン ざっくり家計簿
- 項目がざっくりしており簡単
- 1か月分が見開き1ページで完結するため使いやすい
- 人によっては項目が少ないため、項目を追加する必要がある
- シンプルな内容のため、【医療費】などの+α機能のページはない
+α機能が欲しい場合は、別のノートやルーズリーフに自作するなどで対応しましょう。
それぞれ特徴の違うオススメ家計簿を紹介しました。
家計簿が続くか自信がない方は、上記の【手書き家計簿の選び方】を参考に、まずは100円均一の家計簿から試しに使ってみてもよいと思います。
家計簿を続けるための3つのポイント
家計簿を準備できても、継続できなければなんの意味もありません。
1年間家計簿を継続できなかったつばめが、
家計簿を継続できるようになった3つのポイントについて解説します。
目的を明確にする
なぜ家計簿をつけるのか?と目的を聞くと、貯金をするためと答える方がほとんどかと思います。
ではいつまでにいくら貯めるのか?毎月いくら貯めるのか?
長期目標・短期目標を設定することで家計簿をつける目的がより明確になり、目標に近づいていくことでモチベーションの維持にも繋がり、家計簿を継続しやすくなります。
いつ書くか決める
仕事をしながら、毎日家計簿に目を通して記入するのはめんどうですよね。
1週間に1回、2週間に1回、毎月末にかならず家計簿を記入するなど、自分が実践可能な記入間隔を決めましょう。
ルール化・習慣化することで、家計簿記入に対するハードルが下がり、継続しやすくなります。
完璧を目指さない
- 数十円収支が合わない
- レシートをもらい忘れたけど確か1,000円くらい支払った
という時は数字は大体合っていればOKです。
なぜかというと、
家計簿の目的は、収支を把握しムダ使いを見つけ改善すること
だからです。
細かい数字ではなく、
- 今月はコンビニに〇回行って〇円くらい使った
- 外食に〇回行って〇円くらい使った
など、
どこで大体いくらの支出が出たのか?を把握できれば、ムダ使いをみつけるための材料としては十分なのです。
おわり
毎月の収支の把握をすることは、貯金ができる家計管理において最初のステップになります。
家計簿を継続することで、家計の支出の無駄使いがわかり支出の改善に繋げることができるのです。
自分に合った家計簿を選ぶことは、家計簿を継続するためのポイントの1つです。
自分にあった家計簿を選び・継続し、支出の最適化を図り貯金を加速を目指しましょう。
貯金ができる家計を作りたい!という方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
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