総務省統計局による2023年9月分の家計調査報告によると、2人以上の家庭の食費は84837円となっています。
(1世帯当たりの実収入487,499 円の場合)
食費は支出の約17%を占めていることになりますね。
家計管理において、食費は一般的に収入の15~20%以内に収めることが理想とされています。
支出の約1/4を占める食費の節約は、家計管理において重要な課題の一つと言えるでしょう。
つばめ家の食費割合は収入の約12~15%です。
お子さんがいる家庭では安さだけではなく添加物や国産など気になりますよね?
今回は、つばめ家が実践する子育て世帯でも無理なくできる食費の節約術について大きく3つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
- 買い物のコツ
- 調理のコツ
- 保存のコツ
食費を浮かせる買い物のコツ
買い物は基本1回/週にする
買い物の回数が増えるとその分無駄使いしてしまうため、基本週1回の買い物で済むようにまとめ買いをしましょう。
買い物にいくと・・
- お菓子やジュースを買ってしまう
- 期間限定・季節限定のお菓子をつい買ってしまう
- 安くなっている食材をつい買ってしまう
当てはまる方は多いのではないでしょうか?
1回の余計な支出は数百円かもしれませんが、それが1か月となると数千円にもなります。
他の食品へ目移りしにくく、無駄使い防止になりますし、仕事の日に買い物へ行かなくてよいためとても便利ですよ。
特に子育て世帯への配達料無料、商品ラインナップも豊富なCOOPの宅配サービスがオススメです!
ふるさと納税を活用し、食品を返礼品としている自治体へ寄付することも大きな節約になります。
平日の夜ごはんに使う主菜を決めてから買い物へ行く
つばめ自身、平日1週間のメニューを考えてから買い物に行っていた時期がありました。
決めたメニューで使う食材のみ買い物すれば良いため、買い物時間も減り食材を効率的に使うことが出来ていました。
しかし!仕事・家事・育児を行いながら1週間分のメニューを考え食材を書き出す作業が
めんどくさいんです・・
買う予定の食材が思ったより高いなぁと思いながら、
メニュー構成のために高い食材をわざわざ買わなきゃいけないモヤモヤもあり
1か月と続きませんでした。
平日働いている方にオススメなのが、主菜に使う食材のみ決めて買い物する方法です。
スーパーで食材の値段を見比べながら、主菜に使う食材を決めていきます。
月曜日(燃えるゴミの日) | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日(燃えるゴミの日) |
豚ロース | 鶏肉 | ひき肉 | 鯖 | 豚バラ |
上の図ようにその曜日に使う食材を当てはめてみましょう。
つばめ家では、ゴミの臭いが気になるため、燃えるゴミの前日に魚メニューを持ってくることが多いです。
副菜のメニューは買い物の時に特に考えなくても大丈夫。
今はネットでレシピ検索が簡単にできるため、副菜などは冷蔵庫にある野菜を見ながら簡単に作ることが出来ますよ。
八百屋さんで購入する
自宅や、いつも買い物をするスーパーの近くに八百屋さんはありませんか?
スーパーでは取り扱わない規格外商品(形の悪いイチゴ、葉先が少し黄色くなっている小松菜など)が陳列されていたり、
八百屋の特徴上、在庫をたくさん抱えたり長期保存できないため、廃棄料を考慮し安く料金設定されています。
スーパーで買うと150円近くする小松菜が、八百屋だと2袋で100円!
こんなレベルで安くなっている商品もたくさんあります。
規格外商品も、少し見た目が悪いだけで食べる分には全く問題ありません!
つばめ家では、野菜・果物は八百屋で、肉やその他の食品はスーパーで買い物しています。
野菜室のレギュラーを決める
つばめ家では、玉ねぎ・人参・じゃがいもは野菜室のレギュラーとして常に切らさずストックしています。
日持ちもしますし、メニューに困ったり何も考えたくない日は、とりあえずカレーやシチューを作ることができ、
「食べ物ないから、外食しようか・・」
というお腹を満たすためだけのムダ支出の外食を減らせることが出来ます。
夫もカレーなら作れるため、私がめんどくさい時はかわりに作ってくれるためとても助かっています。
ママがサボりたい時に楽が出来る+節約効果があるため、野菜のレギュラー化とパパがカレーを作れるように教育する作戦はオススメですよ!
プライベートブランドの商品を購入
一般的な商品の比べ、プライベートブランドの商品は安い傾向があります。
(例:イオンの「トップバリュ」など)
理由は、卸売業者へ支払うお金が浮くためその分安くできたり、パッケージをシンプルにしてコスト削減などを行えるからです。
安いから質も悪いのでは・・?と思うかもしれませんが、
プライベートブランドはすべて自社で作っているため、その会社の顔になるのです。
そのため、会社の信頼を損ねないためにも品質にこだわっていることが多いのです。
スーパーへ行った際は、プライベートブランドの商品にも注目してみてみてください。
冷凍野菜をストック
ブロッコリーや、ほうれん草、煮物セットなど、すぐに料理に使える冷凍野菜がたくさんあります。
中には国内産にこだわっていたり、オーガニック商品だったりと子育て世代にも安心して使える商品のラインナップもたくさんあります。
料理の野菜が少ないかな?という時に少し足したり、煮物セットを使うと味付けをするだけで1品出来るなど、
野菜をもうちょっと食べさせたい!けど、料理の下処理もめんどくさいし手間を最小限に済ませたい!
というような子育て中の忙しい共働き家庭には冷凍野菜をオススメします!
冷凍野菜をストックすることで、
・料理にスーパーの総菜を足すなどの無駄使いも減る
・栄養バランスを整えた料理を準備してあげることが出来る
などのメリットがありますよ。
旬の野菜を使う
野菜は旬の時期になると、たくさん収穫できるため旬以外の時期に買うよりも安く購入できることが多いです。
また、旬じゃない時期と比べ栄養価も高くなっているこという特徴もあります。
食費を浮かせる調理のコツ
捨てる部分を料理に使う
野菜くずとして捨てられる野菜の皮などは、害虫や紫外線から野菜を守るためにたっぷりと栄養が含まれていることが知られています。
活用方法の一部を紹介していきます。
大根の皮×人参の皮
- 大根と人参の皮を千切りにする
- ごま油でしんなりするまで炒める
- 醤油・酒(大さじ1)、砂糖(小さじ1)で味を調え炒める
- ゴマを適量振りかける
きんぴらごぼうと違って柔らかいため、小さな子供でもパクパク食べてくれますよ!
ブロッコリーの茎
外側の硬い部分をそぎ落として、中の柔らかい部分を使います。
- 房と一緒にゆでる
- 短冊切りにして味噌汁や、野菜炒めに入れる
- 浅漬けにする
色々な使い方ができますよ。
鶏もも肉を鶏むね肉に置き換える
同じ鶏肉ですが、鶏むね肉の方が1/2程度の値段で購入できることが多いです。
加熱するとぱさぱさしがちな鶏むね肉ですが、加熱の際に保湿力のある砂糖を一つまみまぶすだけで水分を失いにくくすることが出来ます。
低カロリーで、必須アミノ酸がバランスよく含まれており安くて栄養バランスが良い食材になります。
・カレーの肉を鶏むね肉に置き換える
・サラダチキンを常備菜としてストックし、弁当やサラダに使う
など、鶏もも肉を普段使っているご家庭は鶏むね肉に置き換えてみてはいかがでしょうか?
翌日の弁当のおかずとして夕食を少し取り分けておく
子供を出産後、仕事復帰してみると
おかずがないから弁当が作れない→コンビニで昼食を買う
というムダな支出をしがちです・・(私だけ?)
夕食を少し多めに作って、夫婦2つ分の弁当のおかずとして取り分けることで、弁当のおかずに困る問題がなくなります。
結果、コンビニでのちょちょこ買いが減って食費の削減に繋がります。
食費を浮かせる保存のコツ
食パンは冷凍保存
まだ上手にごはんを食べられないくらい小さなお子さんがいるご家庭では、出勤前の朝食で床のご飯粒をひたすら掃除するなんて時間ないですよね・・
つばめ家でも朝は食パンをよく使っています。
しかし、食パンの日持ちは短く常温でも3日前後程度です。
夏場はすぐにカビが生えてきてしまいますよね・・。
そのため、パンは買った日からラップで小分けにし、ジップロックに入れて冷凍保存しています。
1週間くらいであれば味も変わらず、カビも心配することなく食パンを食べることが出来ますよ。
買った後はすぐ冷凍するので、スーパーで翌日で消費期限を迎える30%オフなどの商品があれば買いですよー!
肉・魚は購入後、その日~翌日に使わないものは冷凍保存
肉や魚も賞味期限が短いですよね。
使おうと思ったら、賞味期限が切れて嫌な臭いや粘りが出てきたり・・
基本週1回しか買い物をしないつばめ家では当日・翌日に使う肉魚は冷凍保存しています。
前日の夜に冷凍室→冷蔵室に移せばある程度解凍出来ているので料理には支障はないですし、食材もムダにせず1週間かけて使い切ることができます。
買った食材を腐らせて捨てるなんて、お金を捨てているようなものなのでやめましょうね
まとめ
子育て世帯でも無理なくできる超ドケチ食費節約術について紹介してきました。
食事はただ安ければ良いのではなく、栄養面も考えた節約が大切になります。
健康な体こそ一番の資本です
共働きで忙しいパパママの参考になると嬉しいです。
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