袋分け貯金と聞くと、毎月の食費・日用品・ガソリン代などの予算を現金にして各袋へ入れて管理し、そこからそれぞれ目的に応じたお金を支払っていく方法をイメージされるかと思います。
食費はあと何円使えるのか?を実際に現金の残高を見ながらわかるため、とても効果のある家計管理方法の1つかと思います。
しかし、デメリットとしては・・・
面倒くさい
毎月予算分の現金を下ろす
↓
各封筒に現金を振り分ける
↓
クレジットで支払った場合は現金を抜き取って口座へ戻す
これらの作業が必要になります。
共働きで育児中の家庭ではとても手間なのではないかと思います。
そして、手間が多ければ多いほど面倒臭くなり挫折しやすいのが家計管理というもの。
今回オススメする袋分け貯金は、毎月の支出に対するものではなく、短期貯金(1~2年以内に使う予定のあるお金の貯金)に対して行うものです。
短期貯金を現金袋分け貯金することで
- 年間の予算を立てて、毎月計画的に貯金することが出来る
- 貯金が増える様子が目で見て分かるため、モチベーション維持に繋がる
といったメリットがあります。
今回は、「短期貯金」を現金で袋分け貯金する場合にオススメする【無印良品パスポートケース】の特徴と使い方を紹介していきます。
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無印良品パスポートケースの特徴と使い方
◎ポケットが多い
右サイド
●ポケット5つ
クレジット・キャッシュカードがピッタリと入るサイズです。
カードは5枚なら1つのポケットに重ねて入れてもスムーズに出し入れ出来るので、カードが多くても大丈夫。
つばめ家の場合・・
家族全員の
- キャッシュカード
- マイナンバーカード
- 印鑑証明
- クレジットカード
など、普段使用しない重要なカード類を収納しています。
●チャック収納
お札や封筒は余裕をもって入れることが出来ます。
つばめ家の場合・・
お年玉や結婚・出産祝いなどに使用するための新札を封筒に入れて管理しています。
平日の日中は仕事をしているので急なお祝いの際に新札を準備しておくと安心ですよ。
●ポケット収納
チャック収納の後ろにオープンの収納が1つあります。
こちらもお札や封筒は余裕をもって入れることが出来ます。
つばめ家の場合・・
こちらには特に収納していません。
左サイド
●ポケット収納
通帳や封筒が入れられるサイズのポケットが2つ。
一番後ろにも収納が1つついています。
通帳は1つのポケットに3枚程度なら収納できますよ。
つばめ家の場合・・
家族全員の通帳を収納しています。
ポケットの後ろの収納には、配当金を貯金し旅行などに使う「お楽しみ貯金封筒」を収納しています。
クリアポケット
パスポートケースを購入すると、
3枚のクリアポケットが付いてきます。
こちらのクリアポケットで袋分け貯金をしていきます。
3枚だけでは足りない場合は、
別売りでクリアポケット3枚入り450円で購入することができますよ。
チャックが付いているため、
クリアポケットに入れたお札や小銭を紛失することもないため安心ですね。
チャックの動きはスムーズでストレスなく扱うことが出来ます。
クリアポケットの横幅がお札に対してあまりゆとりがないため、約20枚程度のお札をポケットに入れると、チャックは閉まりますが、少しきつい印象を持ちました。
クリアポケットにつけている項目別のシールはこちらの商品で作成しています。
様々な枠・フォントのデザイン、シールの色があり様々なシーンで使うことができます。
◎チャックで完全に閉じることが出来る
お金や通帳など大切なものを入れるため、中身の紛失は避けたいところ。
こちらのパスポートケースはチャックで完全に閉じることが出来るため、家計管理グッズとして安心して使用できると思います。
✖重たい
パスポートケース自体が約200gです。
そこに通帳やカードなどを収納すると結構な重さになります。
つばめ家のパスポートケースは現在540gでした。
500mlのペットボトル1本分と大体同じくらいの重さになります。
重さもあること、大金や大切なカードが集約していることからも、パスポートケースごと持って外出することは避けた方が良いのではないかと思います。
袋分け貯金の方法
つばめ家では、
①固定資産税
②車関連費
③特別費
この3つを袋分け貯金しています。
たくさんの項目で袋分け貯金をすると管理の手間が増えるため最小限にしましょう。
項目の決め方として、1~2年の間に必ず発生する10万円程度の支出が1つの目安になります。
10万円以下の支出はすべて特別費にまとめてもよいと思います。
各項目の積立金額を決めます。
例えば固定資産税などの税金は、前年度の徴収金額を参考にしましょう。
去年の固定資産税が12万円の場合、毎月の積立金額は1万円になります。
特別費に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
決めた袋分け貯金の項目をラベリングしましょう。
上記で紹介した商品を使ったり、マスキングテープなどで簡易的に作ってもOKです。
毎月忘れずに目標の金額を貯金出来ているのか一目で分かるようにチェック表を作りましょう。
車関連費【12000円/月】
月 | チェック | MEMO |
5 | 自動車税36000円 | |
6 | 自動車保険40000円 | |
7 | ||
8 | ||
9 | ||
10 | ||
11 | ||
12 | ||
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 |
このような表を作成すると、積立漏れもなくなり、何にいくら使ったのかがMEMO欄で分かるため、来年以降の予算を立てる際に役立ちます。
表の開始月は、自動車関連なら自動車税の納税月に合わせるなど工夫し、必ずしも1月や4月開始である必要はありません。
各袋分け貯金として決めた金額をそれぞれの袋に入れていきましょう。
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まとめ
無印良品パスポートケースを使用した家計管理の方法について紹介しました。
1つのケースに通帳などの重要なもの、そして現金貯金をまとめることで紛失の心配も少なく、このケースと家計簿さえあれば、家計管理を完結することが出来ます。
この袋分け貯金方法であれば、共働きで子育て中の忙しいご家庭でも、現金貯金のメリットを生かしながら家計管理を行えると思いますので、ぜひ試してみてください。
近くに無印良品の店舗がない・・という方には、
かわいくて使いやすい類似品がネットで簡単に買えますのでぜひ試してみてください。
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