育休中、夫・子供と過ごす時間が増えて嬉しいはずなのに、なぜかイライラが増えた…。
そんな経験ありませんか?
私も夫婦で育休を取ったとき、同じようにモヤモヤしたことが何度もありました。
この記事では、共働き夫婦で育休を過ごした私の体験談をもとに、夫にイライラした原因とその解消法を紹介します。
つばめ夫婦育休中の過ごし方に悩んでいる方が、少しでも気持ちを楽に過ごせるヒントになれば嬉しいです。
▼育休中のお金に不安がある方はこちらの記事も参考にしてください。
育休中、夫にむかつく理由は?リアルなモヤモヤ4つ


① 家事・育児の「指示待ち」が多すぎる
- 私が子供たちと遊んでいる間に、食器を片付けられるじゃない!
- 出かけるんだから、自分の準備が終わったら子供の準備を手伝ってよ!
- 私は夜十分に寝れてないだから、昼寝の寝かしつけくらいしてくれてもいいのに!
などなど・・
自分が夫の立場ならやっておくタスクも、指示しないとやれない夫にイライラ!
「言わなきゃ動かない」「察してほしいのに気づかない」
本当にストレスでした。
② 自由時間の差がありすぎる
ざっくりですが、育休初期の我が家の家事育児負担図です。
| 妻 | 夫 | |
| 夜中 | 授乳で頻回に起きる | ぐっすり就寝 |
| 朝 | ・上の子の朝食準備片付け、 ・更衣 ・授乳 | ・ゆっくり起床 ・子供と遊ぶ ・ゴミ捨て |
| 日中 | ・掃除 ・離乳食準備 ・昼食準備 ・授乳 ・子供と遊ぶ ・散歩 | ・昼寝の寝かしつけ ・リスキリング |
| 夕方 | ・夕食準備、片付け ・お風呂上りケア ・子供たちと遊ぶ ・授乳 | ・保育園お迎え ・子供たちと遊ぶ ・お風呂 ・お風呂掃除 |
| 夜 | ・洗濯 ・家の片付け ・授乳 ・寝かしつけ ・絵本の読み聞かせ | 下の子が寝て、上の子の読み聞かせが始まったら自分時間 |
ママにしか出来ない授乳、上の子は寝かしつけ(ママがいい)は仕方ないと思います。
家事は分担できると思うのですが、明らかにママの方が家事負担比率が多いのです。
パパは子供たちと遊んでくれますが、その間ママは自由時間かというとそうではありませんでした。
ご飯準備をしたり、掃除をしたり・・結局日中の自由時間はないんですよね。



寝不足+家事育児負担比率の違いに加え、明らかに自由時間の多い夫を横目に本当にイライラしました。
③ 妻へのねぎらい不足
私は夜中の授乳で寝不足なのに、夫は朝ゆっくり…。
産後の体調不良や寝不足、疲労について理解が足りてないと感じることがありました。
④ 育児方針のズレ
おそらく赤ちゃん返りであろう上の子に怒る、泣いてる所をテレビを見せて気を紛らわせるなど・・
育児方針のズレがあると、イライラに繋がります。
子供が寝た後など、数分でもいいので今日の気になった育児方針の意見の違いなど話す機会を作りましょう。
⑤感謝されない
3食の料理、掃除すべてやってもらって当たり前だと思われているのでしょう。
産後の寝不足、腰痛などの体調不良の中、母として妻として出来るだけ家事も頑張ろうと動いてくれているのです。
「ありがとう。疲れているだろうから夜は僕が作るよ」
など、夫から労いの言葉と行動があるだけで努力が認められた感じがして嬉しいものです。
ママの身体の変化がイライラの原因の一因になっていることも


産後のホルモンバランスの乱れ
妊娠を維持するためのホルモンが減少し、産後母乳を生成するホルモンが増加する急激なホルモン変化が起きます。
その影響により、
- 感情の不安定:イライラや涙もろさ、気分の落ち込み(マタニティブルー)
- 身体的変化:抜け毛、肌トラブル
- 疲労感
を感じることがあります。
慢性的な睡眠不足・疲労
慢性的な睡眠不足や疲労は、自律神経の乱れやストレスホルモンの分泌によりイライラしやすくなる原因となる場合があります。
- 自律神経の乱れ:交感神経優位によりイライラ
- ストレスホルモンの分泌:コルチゾールの分泌過剰により情緒不安定に
母親であるというプレッシャー
母親だから、
- 栄養バランスの良い食事を与えなきゃいけない
- 家はきれいに整えなきゃいけない
- 子供の世話は自分の仕事だ
など、「よい母親でいなければいけない」と無意識に自分を追い込んでしまうこともあります。
イライラを減らす3つの考え方


完璧を求めない
育児も家事も、100点満点を目指す必要はありません。
疲れている日は、「まぁ、いいか。」「掃除は明日にしよう。」「今日の夜はテイクアウトにしよう!」など存分に楽をしてください。
夫も初めての育休・育児で、普段家事のほとんどを妻が担っている場合、最初から100点の育児家事は出来ません。
自分にも、相手にも少し甘くなりましょう。
期待値を少し下げるだけで、気持ちが楽になったり、相手に優しく接することが出来るようになります。
言葉で伝える
うちの夫は何もしてくれないとイライラを態度に出していませんか?
イライラの態度だけでは、夫はなぜ怒っているのか分かりません。



「なんかまたイライラしてるー。そっとしておこう・・」と思うらしいです。
そのため、感情をぶつけるのではなく、
- 今〇〇してくれると助かるな。
- 夜全然寝てくれなくてさ。寝不足で辛いんだよね。
- 私こっちやるから、あなたは〇〇お願いできる?
など、自分の気持ち、具体的な要望を伝えることを心がけましょう。
実際にやってくれたら、



ありがとうー!助かったよー!
と、感謝を伝えるだけで「あ、こういうことすると妻は助かるのか。」と理解してくれます。
感謝を伝えることで、少しずつ自分から動いてくれることが増えたなぁと感じました。
共有化する
妻が育児家事のほとんどを担っていると気づいていない場合があります。
実際、我が家もそうでした。
「家事も育児も私ばっかりで不公平じゃない!」
と、感情的に伝えても何をどうして欲しいのか伝わらず解決に至らないことも多いです。
育児・家事のタスクを「見える化」し、夫婦で分担出来る点がないか話し合ってみてください。
夫も自分に出来ることは何かを具体的に知ることが出来るため、今やれる家事タスクに気づいてくれるようになりました。
どうしてもむかつくときは「逃げ場」を作ろう


一緒にいる時間が長すぎると息が詰まる・・。
そんな時は、ママ友や実家、支援センターなどに頼る・相談するなど“逃げ場”を作ることも大事です。
自分の住んでいる市町村に子育て支援センターがないか調べてみてください。
子供をおもちゃで遊ばせながら、他のママさんや支援員の保育士さんなどとお話することが出来ます。



気分転換にもなりますし、優しく相談に乗ってくれますよ。
夫婦育休中にイライラしないために|話し合いと小さな工夫がカギ


夫婦育休スタート時から完璧なんてありえません。
少しずつ調整しながらチームとして回していくことが大切です。
育休中の夫にむかつくポイントのほとんどは、育児・家事の分担、価値観の相違だと思います。
比較的夫婦の時間を持てる育休中に、よく話し合い家事育児の分担、価値観をすり合わせましょう。
そうすることで、仕事復帰後もチームとして家庭を上手く回していくことが出来るようになりますよ。













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