資産形成と聞くと、お金を増やす手段として【投資】【副業】などを想像する方も多いかと思いますが、
【共働き】は、誰でもできる資産形成を加速させるための大変有効な手段です。
男性 | 女性 | |
高卒 | 2億6千万円 | 1億9千万円 |
高専・短大卒 | 2億5千万円 | 2億円 |
大卒 | 2億9千万円 | 2億4千万円 |
図を見ていただくと、専業主婦になることで収入が約2億円も減ってしまうことが分かるかと思います。
稼いだ2億円まるっとを数十年投資で資産運用すると、2億円以上の運用益を得る機会を作ることもできます。
つばめは看護師として働きながら1歳の子供を育てる共働き世帯です。
母として家事・育児そして仕事の両立をするのはとても大変ですよね・・
共働きには、金銭的なメリットはもちろんありますがデメリットがあるのも事実です。
今回は、共働きのメリットデメリットについて紹介していきます。
共働きを続けるべき理由(メリット)
収入が増える
単純計算で約2億円の収入差が生じることが上の図からも理解していただけたと思います。
ライフステージによって、一時パートや時短勤務により収入が減ることもあります。
しかし、どんな働き方を選んでも、生涯専業主婦よりも収入は増えることは容易に想像がつくかと思います。
また、年金もそれぞれ収めているため将来貰える金額は、一馬力よりも多くなります。
さらに、余剰資金も確保でき投資へ挑戦することでさらに資産を増やす機会を作ることができます。
経済的なリスクを分散することが出来る
夫婦どちらかのみ働いていた場合、給与所得者が病気やケガで働けなくなった時に家計に入るお金がゼロ・もしくは減額します。
また、AIや機械による自動化、終身雇用の崩壊など、一つの会社に勤めれば定年まで安泰な時代は終わりつつあります。
誰でも起こりうるリストラや病気により収入を得る事が難しくなった時、共働きを続けることで経済的に困窮するリスクを軽減させることができます。
社会とのつながりが出来る
看護師なら誰でも知っている「マズローの欲求段階説」の中に「社会的欲求(所属と愛の欲求)」というものがあります。
「家族や社会などの社会集団に属したい」という欲求を指し、欲求が満たされなければ、寂しいという気持ちが悪化することでうつ病などの精神病を引き起こす原因にもなります。
つばめも自分の子供は大好きですが、育休後半は子供との毎日同じ日々が苦痛に感じる瞬間が多々あり、早く働きに出たい!という思いが強かったです。
マズローの欲求段階説
仕事をしている今は子供と過ごす時間は減りますが、その分限られた時間を大切にすることができます。
さらに、職場で大人と雑談をすることで良い気分転換にもなっています。
共働きのデメリット
家事負担が増える
男女共同参画局によると共働き世帯の家事育児時間は女:男=8:2という結果が出ています。
日中の労働による疲労、そして家事育児と限られた時間で様々なことしなければいけません。
必然とやること、考えることが増えて、肉体的・精神的にも疲れてしまいます。
つばめ家では共働きである以上、共家事・共育児をするべきだと考えています。
共働きを選択するのであれば、
- 夫と協力し合える関係性、環境
- 時短家電、家事時短術のフル活用
これが大切になります。
支出が増える
仕事に疲れて料理をする元気がないから外食をするなど、専業主婦世帯と比べ支出が増える傾向があります。
2馬力でたくさん稼いでも、その分すべて支出してしまっては共働きの【収入が増える】というメリットを享受できません。
資産形成加速のために、汗水流して働いて育児家事も頑張っている共働きこそ支出の把握が大切ですね。
支出の把握など家計管理について知りたい方はこちらの記事を参照ください。
子供との時間は減る
子供とふれ合う時間は、平日で「1~2 時間未満」が 27.8%と最も高く、次いで「1 時間未満」が. 21.7%、「2~3 時間未満」が 21.2%となっている。
文部科学省委託調査:令和2年度「家庭教育の総合的推進に関する調査研究~家庭教育支援の充実に向けた保護者の意識に関する実態把握調査~」
平日共働きの場合、朝1時間、帰宅後~就寝までの3時間程度しか子供との時間がありません。
その時間の中で、食事やお風呂、更衣など生活の世話のしなければいけません。
実質子供と遊ぶための時間は1時間程度になっているな~と実際に共働きをしていて感じます。
子供が小さいうちは出来るだけ一緒にいたいという思いのご家庭であると、
パートで短時間勤務をするか、子供が小さい間は専業主婦になるなどの対応が必要になるかと思います。
まとめ
共働きにはメリットだけではなく、デメリットもあります。
個人的には、
▼共働きでお金を稼ぎながら
▼平日は夫婦で協力し出来るだけ子供との時間を作って
▼週末は子供とたくさん遊ぶ!
これが、金銭的な不安が多い現役世代が充実した子育てをする最適解だと思っています。
子育てには習い事や旅行などお金もかかりますからね・・
夫婦お互いが納得する形で生活・就労ができるようにコミュニケーションを大切にしましょう。
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